2012/07/28

ひっそりと進行中?

政府は、東日本大震災・原発事故を受けて、エネルギー・環境政策を白紙から見直すことを決めました。その後、政府に設置された3つの審議会での議論を踏まえ、政府のエネルギー・環境会議では3つの選択肢を示しました。


提示されたのは、必要な電気のまかない方についての選択肢で、原発ゼロ/15%/20〜25%という3つのシナリオです。
国民的議論を経て、8月には政府として結論を出します。

政府は現在、3つのシナリオについて国民からの意思表示を求めています。

「国民的議論」を呼びかけるために開設されたWebサイト
「話そう“エネルギーと環境のみらい”」http://www.sentakushi.go.jp/





パブリックコメントの締め切りは8月12日(日)18時内閣府のwebサイトから入力できます。Web入力の場合、意見の概要100字、内容およびその理由は2500字まで。FAXと郵送で送る場合は文字数の制限はありません。

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福島第一原発事故があってから、自分の意識が変わったのは確かです。
(内閣府のWebサイトもたまに見たりしてー)
日本の原発が既存54基あること。事故後に調べて知りました。
いろんな感情があるけれど、自分なりにまとめてコメントしようと思います。
自分の命に対する自由と責任か〜
それよりも、次の世代に受け渡すバトンの重さの責任の方が強い感じがします。。。








2012/07/24

水玉大好きっ!



7月9日より、ニューヨークSOHOの『Louis Vuitton Maison』でルイ・ヴィトン×草間彌生コラボアイテムが販売開始されたようです。

7月12日からはホイットニー・アメリカ美術館で草間さんの展覧会もスタートされ、水玉祭りですね!



写真はニューヨークのディスプレイです。







日本でも伊勢丹新宿店本館4階にて「ルイ・ヴィトン ヤヨイ・クサマ コレクション」を先行販売する期間限定ストアがにオープンしました。
7月31日(火)までなので、週末にでも行ってきまーす。











2012/07/23

JFW-IFF レポート

JFW-IFF インターナショナル ファッションフェアに行ってきました。

出展者数は750社ほどあるそうで、その中には海外からの出店者も含まれます。
インドからは109社もありテキスタイルメーカー、ウエア、アクセサリーなど華やかなブースが目立ちました。
又、ドッグファッションも多く見かけました。
日本国内のペット(犬、猫)の頭数は、15歳以下の子供よりも多いのだそうです。



ボディのキイヤさんはクラッシックなディスプレイトルソを展示していました。



パンフレットを見せて頂いたのは
中国人女性体型の裁断用ボディです。

Jue 9 nudeform は、これから販売されるものだと思います。

新しいヌードフォームをつくるにあたり、日本人との違いが明確になったと書かれていました。
(サイズはニューキュプリス A体型 
セミヌードに近い感じです)




フルアイテムをアシンメトリーで揃えていた三位達也(ミイタツヤ)さんの
ブランドのブースでお話を伺ってきました。

facebookから勝手に写真使ってます。(スミマセン)

セーターなどは自分で作っているとのことで、リンキングの機械を持っているのだそうです。手前のローゲージのニットは手編みです。ぜひアピールしにきてね!!

Brand URL : www.facebook.com/Miitatsu






たくさんお話を聞かせて頂いた 工房 夢蒸染さん


岩手県にある八幡平地熱蒸気染色は、大自然の広がる
八幡平の松川温泉に噴出する地熱蒸気を利用した、
他にない独特の染色です。

高温の蒸気を利用する事で、作品は鮮やかな色に、
更に含まれる温泉の成分が色彩を微妙に変化させる
そうです。

すべての作品は、手絞り、手着色で作られ、天然の地熱蒸気で蒸されます。


自然からインスピレーションを受け取って作られる色は
季節によって移り変わり、大地に感謝しながら作品を
作られているんだなぁ。と感じました。

秋の紅葉はステキでしょうね〜
温泉もあるし、染色体験教室もあるんですよ!



http://www.geo-color.com/





       








2012/07/17

これからの学びの姿勢

最近の面白かった記事 「日本の人たちのいいところ」

糸井重里さん ×  パトリック・ニュウエルさん さんの対談です。

*パトリック・ニュウエルさんは「TED」を日本に持ってこようと、
2009年に「TED」の公認ローカルイベント「TEDxTokyo」をトッド・ポーターさんと
共同設立された方です。


「今の日本のいいところはどんなところだと思ってますか?」
という質問に対して糸井さんは

『「大きい」だとか「強い」だとかの、一般的に評価されている
わかりやすい価値に対して、「そういうことの価値『じゃない』ものの価値」
というのを、昔から知っているのが、日本人だと思う。

そして日本の人の持っている価値観の良さには手間や時間のかかることを重んじるし、
自分たちがそれをつくるときも、手間や時間をかけること自体を楽しむっていう。   
そういった時間のつかい方とか喜びの味わい方って、
これは誰にも教わってないんだけど
日本の人はみんな、持っているように見える。

先にお金があるんじゃなくて、
仕事すること自体や、その喜びが先にある。
これは、西洋の人たちにもわかってもらえる
日本の良さだと思う。』と語り、

パトリックさんは

『日本のすごいところは、みんなが、「学んだり成長したり」することにも、
「人にあげたり、シェア(共有)する」ことにもとても心を砕いてるように
見えるんです。そして、日本って本当に「品」がある。
日本みたいな国はほかにありません。』とおっしゃってました。

21世紀型の学びの姿勢、「IREE」

これからの会社やこれからの生き方において、
さまざまな場面で問いかけるとよさそうな
4つの質問の頭文字をとったもの。

1、「それはおもしろいか」(Is it Interesting?)
2、「それは意味を成しているか」(Is it Relevant?)
3、「夢中になれるか」(Is it Engaging?)
  とか「夢中になっている人はいるか」(Is the person Engaged in it?)
4、「人々がエンパワーされているか」(And are the people Empowered?)

(※「エンパワーされている」:直訳は「力を与える、元気にさせる」ですが、
この問いかけの場面だと、「何かをやろうとする人々にとって、
それをやれるだけの環境がととのっているか」というようなことで、具体的には、
「やってもいいだけの権限があるか」「自由にやれるか」といったこと)

この4つが満たされていることが、
21世紀型の人々の姿勢であり、
21世紀的なものの考え方であり、
21世紀の人々のつながり方だと思っている。とパトリックさんは語っています。

他にも「日本の価値観」「黙っている人の考え」「集合知」など
興味深い話が盛りだくさんです。ぜひ読んでみてくださいね!

http://www.1101.com/patrick/index.html

とっても心に響いてワクワクした対談の内容でした。
目には見えないけれど、その場所への敬意や表現方法(お祭りなど)は
好きなところです。又、人に喜んでもらう事が大好きな人種なんじゃないかなーと
私は思っています。

パトリックさんの4つの言葉は速攻メモです!
「TEDxTokyo」もライブで聞いてみたいと思いました。




2012/07/16

TED

最近、TVでも「スーパープレゼンテーション」として紹介されているTED。
話す内容は18分以内と制限がある中、楽しませてもらってます。

TEDとは。
「Technology(技術)」「Entertainment(エンターテインメント)」
「Design(デザイン)」の頭文字をとったものです。

「TED」が生まれたのは1984年のこと。
イベントをはじめたのが建築家兼デザイナーだったこともあり、
当初は、「技術・エンターテインメント・デザイン」という
3つの分野のおもしろい人を集めたアイデアの交換会、
という意味合いが強かったようです。

その「TED」は、2002年に創設者の手を離れ、
現在の代表であるクリス・アンダーソンさんに引き継がれます。
それを機に「Ideas worth spreading(広める価値のあるアイデア)」
というコンセプトがはっきりと方針づけられ、「TED」の目的が
「良いアイデアを世の中に広めること」であることが明確になりました。
アメリカ、カリフォルニア州ロングビーチで年1回行われている、
スピーチのイベントのことで「TEDカンファレンス」「TED」と呼ばれています。

私が夢中になったお話しのひとつを紹介します。

ジル・ボルト・テイラーさんは、脳科学者なら願ってもない研究の機会を得ました。
広範囲に及ぶ脳卒中の発作により、自分の脳の機能―運動、言語、自己認識―が、1つひとつ活動を停止していくのを観察することになったのです。




つづきます。。。   


2012/07/14

おしゃれ番長

ファッションを愛しているアメリカのルナちゃん。
迫力があります!!

なぜか、ギャハハっと笑ってしまうのですが、もっと見たい!と思ってしまうのは
私だけでしょうか? 







2012/07/13

地中海とトルコのイーネオヤ

イーネオヤとは、縫い針1本で編む縁飾りのレースのこと。
トルコ語で、イーネとは針のこと。
オヤとは縁飾りの意味で、トルコ特有の伝統手芸です。

シルクやコットン布の切りっぱなしの端の部分を糸と針でかがる際にその延長として縁飾りとして作られるようになったのが始まりといわれています。

シャツの襟ぐり、袖口に施されることもありますが、トルコでは主にイスラムの女性たちが宗教上、髪の毛を覆うために被るスカーフの縁飾りとして発達しました。


トルコでは手先の器用な女性が評価されるので、嫁入りの際にはさまざまな手芸品を持参し、披露することになっています。
持参品は「チェイズ」と呼ばれ、オヤはその中でも重要な位置を占めるため、嫁入りの何年も前から母親や親類たちと一緒に用意します。

オ ヤには使う道具・手法や素材によってさまざまな種類がありますが、中でも縫い針(イーネİğne)で作るイーネオヤは最も古いとされています。



会場には資料も含め100点ほど展示されていました。
スカーフの飾りを見た時に、かぎ針編みだと思っていましたが、縫い針に糸を巻き付け、結びめの連続で作り上げていく映像を観てビックリしました。
(気が遠くなりそうです。。。)

モチーフの中心は花ですが、それ以外にも蝶々、イチゴ、とうがらしなどがありました。色の組み合わせも華やかです。
針と糸から立体的なモチーフに作り上げる発想が凄いと思いました。
そして「母親から娘に伝える手しごと」ってステキです。

ギャラリートークや販売会もあるそうなので、詳しいことはこちらで。

http://www.setagaya-ldc.net/modules/events/event_detail.php?id=391



2012/07/08

プロフェッショナル

先週の『楽しく過ごそう会』に出席された皆様ありがとうございました。

知らなかった分野を知る楽しさと共に、それぞれの今の感情を分かち合えた会になりました。

私は自分自身を外側と内側の両方を客観的に見直すいい機会にもなりました。
そして技術の向上はもちろんのこと、気持ちの在り方の大切さを実感しました。

みなさんのお話しも聞かせて頂き、「私だけじゃなかった」という思いや
「そういう見方もあるんだ」と気づきがあり、自分の中の『〜でなければいけない』という古い枠が少し外れたことが良かったです。

それぞれの立場でのものづくり。
咲かせる花は違っていても、根元の部分では繋がっていたいなーと思います。


以前、「プロフェッショナルの流儀」に出演されていた石岡瑛子さんが
 プロフェッショナルとは

  『与えられた条件をクリアしながら、でもそれにとどまらず、
    もっと高い答えを生み出すこと』 とおっしゃってました。
パワフルです!!